日販グループホールディングス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：吉川 英作）の御茶ノ水本社のワークプレイス「オチャノバ」が、2023年11月、世界三大デザイン賞のひとつとされる「レッドドットデザインアワード2023」を受賞しました。さらに、2023年12月には、ドイツのデザイン賞「ジャーマンデザインアワード2024」も受賞しています。

　日販グループは、次の世代へ心の豊かさを伝えていくために、サステナブルな社会の実現に向けて、ESGを重視した経営を推進しています。「オチャノバ」は従業員の働きやすさ向上と職場環境改善、グループ内ならびに社外パートナーとの共創機会の創出のため、2023年2月にリニューアルした施設です。従業員の自発的な学びやチャレンジを誘発するライブラリー・イベントスペースを備えており、各種イベントや従業員研修等にも活用されています。
　また、「オチャノバ」のリニューアルは、ブックディレクションを株式会社ひらくが、グリーン設計を日本緑化企画株式会社、家具・ディスプレイセレクトを株式会社ダルトンが担当するなど、日販グループの各社のソリューションを活用しています。

　この度、「オチャノバ」のコミュニケーションの促進を意識した設計や、御茶ノ水の地形を取り入れたオフィスデザインなどが評価され、国際的デザイン賞を受賞するに至りました。各賞の概要は以下の通りです。

■「レッドドットデザインアワード」とは

「レッドドットデザインアワード」は、1955年に設立され、毎年約 20,000 件の応募がある、世界最大規模のデザインコンペティションの 1 つです。デザインの革新性や機能性など9つの基準から審査されます。約55カ国、約 20,000 件の応募エントリーの中から、国際的に評価の高い専門家からなる委員会によってデザインの品質の高さが認められた応募作品が毎年選ばれます。
公式サイト：https://www.jpda.or.jp/c_and_a/1020.html

＜受賞内容＞
「レッドドットデザインアワード 2023」ブランド＆コミュニケーションデザイン部門　Winner
（カテゴリー「ブランド＆コミュニケーションデザイン」）
受賞詳細ページ：https://www.red-dot.org/project/nippan-group-tokyo-headquarters-66489

■「ジャーマンデザインアワード」とは

「ジャーマンデザインアワード」は、1953年に設立されたドイツデザイン評議会が主催するデザイン賞です。ドイツデザイン評議会がデザイン品質を認めた製品およびコミュニケーションデザインのみがノミネートする点から、ノミネート自体が名誉とされており、「賞の中の賞」と呼ばれています。今年は55カ国のノミネートから、製品デザイン、コミュニケーションデザイン、アーキテクチャーにおける優れた応募作品が選ばれました。
公式サイト：https://www.german-design-award.com/

＜受賞内容＞
「ジャーマンデザインアワード 2024」建築部門　Winner
（カテゴリー「インテリアアーキテクチャ」）
＜評価コメントより抜粋＞
階層的な本棚の配置は、部屋にダイナミックな構造を与えています。また、優しい色合いと温かみのある素材を使用し、リラックスした雰囲気を演出しています。
受賞詳細ページ：https://www.german-design-award.com/en/the-winners/gallery/detail/48215-nippan-group-tokyo-head-quarter-renewal-project.html

■「オチャノバ」概要
　
所在地：東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地　新お茶の水ビルディング　7階
設計デザイン：コクヨ株式会社
ブックディレクション：株式会社ひらく
グリーン設計：日本緑化企画株式会社
家具・ディスプレイセレクト：株式会社ダルトン
https://hiraku.info/works/1608/

撮影：鈴木文人

■「オチャノバ」フロアガイド

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