2020.06.26
ニュースリリース2019年度 決算報告
連結経営成績
グループ連結で黒字転換、取次以外の事業が牽引
日販グループ(連結子会社数27社)の2019年度決算の売上高は515,922百万円。主な要因として、コミックスの増収が牽引するも、雑誌・書籍の店頭販売の落ち込みにより前年比94.5%、29,839百万円の減収となりました。
営業利益は、グループ全体で固定費の削減に取り組んだ結果、全体では2,474百万円(前年比241.0%)となり、1,447百万円の増益。経常利益は2,441百万円(前年比225.2%)となりました。
特別利益174百万円、関連会社株式評価減456百万円、事業再編損335百万円、減損損失257百万円等の特別損失1,253百万円及び法人税等を加減した、親会社株主に帰属する当期純利益は781百万円と黒字転換しました。
当社グループは、2019年10月1日に日販グループホールディングス株式会社を親会社とした持株会社体制に移行しました。それにより目指すのは、グループの本業である取次事業の改革に専念し本業を復活させることと、成長事業を強化しグループとしてさらに拡大していくことです。
後述の事業別業績の通り、グループにおける取次事業、特に日本出版販売㈱の営業赤字が続く一方で、それ以外の事業すべてが黒字となっています。海外事業、コンテンツ事業、エンタメ事業の増収増益に加え、小売事業、雑貨事業の営業利益が黒字転換するなど、当社グループは、持株会社体制のもと、「独立と連携」をキーワードに、グループ各社がそれぞれに事業を拡大し、利益を生み出しています。今後もグループ経営としての成長を目指してまいります。
詳細は以下PDFよりご確認ください。
日販グループホールディングス株式会社 2019年度 決算報告
日本出版販売株式会社 2019年度 決算報告